東京2020オリンピックのメダルは、リサイクルされた素材で制作され、表彰台では小さなビニール袋に包装されて贈呈されることが分かった。
原石を磨くようなイメージで作られたメダルは、環境に配慮し、使用済み小型家電から抽出された金属を使用するが、ビニール袋に入れられることでその効果は相殺される。
オリンピック委員会の又原茂氏は「選手が拒否しても、メダルはビニール袋と一緒に贈呈される」とコメントした。
約32キロの金属は、2年契約縛りで高額な620万個のスマートフォンから抽出された。
2016年のリオ大会のメダルには、リサイクル素材が微量しか使用されず、選手は素手でメダルを持ち帰った。
特定の選手には、プラスチックフォークも付属される。
翻訳:Yuki
Image: Tokyo2020